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​よくあるご質問

UP-C/A両方に関わるご質問

​Q. グループで実施する場合、欠席された際はどのように対応していますか?

​A. 次の週に少し早く来ていただいて、前回の内容をお伝えしたり、その場でスキルを練習していただいたりしています。

Q. 不登校のお子さんの場合、不安になる状況に段階的に曝露していく事は、不安ならば登校を控えればよいという意見と相反すると思いますが、保護者にはどのように説明するとよいでしょうか?

A. 登校を控えることがよいかどうかについて、現場検証シートや、前・最中・後のシートを使ってモニタリングを行うことをお勧めします。UP-C/Aでは、曝露に至るまでに多くのスキルを練習していきますので、曝露の段階では、お子さんの自己効力感が高まっていて、登校につながる曝露課題に自発的に挑戦できることがあります。また、保護者の方も曝露の必要性をご理解いただいている場合が多いように思います。

Q. 発達障害等の診断を受けており、その二次障害として感情の問題を呈している場合でもUPを実施することは可能ですか?

A. 実施は可能ですが、二次障害の症状のみがターゲットになりますので、環境調整等の対応をより優先すべきかと思います。

Q. 実施にあたって、クライエントにワークブックを購入していただく必要はありますか?

A. ワークブックを用いた介入としてエビデンスが蓄積されていますので、ワークブックはご準備いただいた方がよいかと思います。

​Q. 今後、コンサルテーション等の予定はありますか?

A. UP-C/Aを実施される際に、何らかの形でお手伝いできる仕組みを作れるよう検討中です。お急ぎの場合は、研究会宛にご連絡いただければ可能な範囲で対応させていただきます。

UP-Cに関わるご質問

​Q. グループの構成について、疾患や年齢層などはある程度揃えた方がよいでしょうか?

A. UPは異質性に対応できるプログラムですので、特に揃えていただく必要はありません。

Q. 親と子のグループそれぞれに1人しかセラピストがつけない場合、実施に支障がありますか?

A. 親グループは1人でも実施可能です。子どもグループについては、個別の対応が必要な場合や、タイミングを外さずにトークンを与えるために、UPに関する理解が十分でなかったとしても、メインでプログラムを進める方以外に人手があった方がよいかと思います。

Q. 知的に低い子には理解が難しいように感じました。これまでの参加児童の知能のデータがありましたら、教えてください。

A. これまでの私たちの経験では、IQ80前後のお子さんにも効果が見られました。

UP-Aに関わるご質問

​Q. UP-Aを集団で行うメリットデメリットについて教えてください。

A. UP-Aを集団で行った経験がないのであくまでも一般論ですが、メリットとしては、ノーマラインゼーションがしやすい、同じようなことで困っている仲間がいることでモチベーションを高めやすい、集団場面の曝露がしやすいことなどが挙げられます。一方、デメリットとしては、理解度が異なる時の対応が困難なことや、欠席した際のフォローが個別に必要になることなどが挙げられます。

Q. 親の関与が望めない場合については、実施すべきではないのでしょうか。

A. 実施すること自体は可能ですが、日常生活でスキルを実践するにあたって、保護者の方のサポートがある方が望ましいと思います。ただし、治療に対して、保護者の方がネガティブな影響を与えると考えられる場合、この限りではありません。

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